梅シロップ

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今年も実家から青梅が送られてきた。つやつやしててちょっと起毛したような緑の新鮮な梅。1週間放置したら黄色くなってしまいました…

毎年この時期になると届くのですが、梅干しを漬けてみたり、梅シロップを作ってジュースを楽しんだりと、とてもさわやかな時間を過ごしています。関東でも梅雨入りしたそうですが、わたしの部屋は青梅のかわいらしい香りに満ちています。ちょっと腐りかけです。

そういえば何年か前には梅酒なんかにも手を出しました。ちゃんと2種類の梅酒が出来上がりましたが、家でお酒を飲む習慣がないので、未だに開けてもいません(とてもお酒に弱い体質)。見てみるといい具合に色も濃くなって熟成している様子です。熟成しっぱなしで終わる気配がします。

梅に関わらずシロップを作るのが好きでして。何に使うのだかせっせと果物とかでシロップ作りをしています。しょうがシロップにはモリモリとスパイスを入れて大人なジンジャーエールを楽しんだりもしますし、柚子が出回れば柚子茶を。そういえばピクルスを漬けるのも好きだし、どうも漬けるのが好きらしい。簡単なわりに家庭的なイメージもつくし!たぶんそんな理由です。

さてとせっかくの休日ですので、この熟しそうになっている梅をなんとかせねば。ってことで始めました。今年は梅シロップ。実は出来上がりよりも作っている過程が好きでして。何よりも楽しみにしているのが、梅のヘタをチクチク取っていく作業。レシピサイトには竹串で取ると書いてあるけど、そんなものはないので爪楊枝で進めます。くるっと刺すと、ポロっと取れる。この繰り返しを梅の数だけ繰り返します。このなんとも地味な作業こそが至福の時間。何にも引っかからずにポロっと。ストレスなく取れます。一年に一度のお楽しみ。良い香りに包まれますし。これが終わるともう容器に氷砂糖と一緒に入れていくだけで終わり。こんなに簡単なものですが、季節を感じられる大切な行事になっています。

家庭的な女性にも憧れますが、自家製の梅酒をたしなむカッコいい大人も目指したい。おばあちゃんになるまでには、きっと。

 

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